Powertrain
TFSIエンジン
Audi RS 7 Sportback performanceに搭載された4.0ℓ V型8気筒TFSIエンジンは、ターボチャージャーの大型化やブースト圧を引き上げることで、Audi RS 7 Sportback史上最高のパワーを手に入れました。最高出力は従来モデルから22kW (30PS)アップして463kW (630PS)、最大トルクは50Nm (5.1kgm)アップして850Nm (86.7kgm)に。0-100km/h加速は歴代最速の3.4秒*に更新。
* 数値はメーカー測定値。
シリンダーオンデマンド (cod)
低負荷時に8気筒のうち4気筒を自動的に停止して、燃料消費量とCO2排出量を低減するシリンダーオンデマンド効率システム (cod)を採用し、鋭いアクセルレスポンスを誇りながら、走りの効率性を向上。
48Vマイルドハイブリッドシステム
48Vマイルドハイブリッドシステムが、ブレーキング時に回生したエネルギーを動力として活用することで、鋭いアクセルレスポンスを誇りながら高効率を実現します。
Chassis
quattro®
セルフロッキングセンターディファレンシャルを採用した4WDシステムquattro®が駆動トルクを前後アスクルに遅延なく非対称/動的に配分。優れたトラクションと走行安定性を生み出します。コーナーリング時には正確にコントロールされたニュートラルなハンドリングを実現します。
●標準装備
8速ティプトロニックトランスミッション
8速ティプトロニックトランスミッションは、効率性とレスポンスに優れたトランスミッションで、瞬時にギアチェンジを完了します。8速ギアを採用することで、エンジンはほぼ理想的なエンジン回転数を維持します。ローギアは加速性が良く、ハイギアはエンジン回転数を抑えることで効率よく走ることができます。
●標準装備
RSアダプティブエアサスペンション スポーツ
車高とダンピングを自動制御し、4輪すべての減衰特性を無段階に適応させる電子制御アダプティブエアサスペンション。その機能をベースに、よりスポーティなRS専用チューンを施し、マニュアルレイズ機能も搭載しました。アウディドライブセレクトから車高の設定を含めた様々なモードの選択が可能です。
●標準装備
RSスポーツサスペンションプラス (DRC)
スチール製のスプリングとショックアブソーバーが油圧制御により、ピッチとロールの傾きを軽減します。対角線上に配置されたダンパーはオイルパイプと中央のバルブを通じて連結。例えば、コーナーを高速で旋回する際にダンパーがそれぞれ異なる沈み方をした場合、バルブが沈み込んだホイールへのオイルフローを高めます。沈み込みを押さえることでローリングを抑制し、よりダイナミックなドライビングが愉しめます。また、フロントアクスルには5リンク式サスペンションを、リヤアクスルにはセルフトラッキング機能付きトラペゾイダルリンク式を採用。車重を軽減し、バネ下重量を低く抑えるため、多くの車載コンポーネントがアルミ製です。
○オプション
ダイナミックオールホイールステアリング
ダイナミックオールホイールステアリングは、速度に応じてステアリングのギアレシオが可変制御されるダイナミックステアリングに4輪操舵のオールホイールステアリングを組み合わせることで生まれた、ハンドリング性能をさらに高める先進テクノロジーです。走行状況に応じてアシスト量、舵角量をコントロールでき、ワインディングロードや高速走行ではリヤホイールがフロントと同じ方向へ動くことで、卓越した走行安定性とドライビングダイナミクスが向上。車線変更もスムーズに行えます。低速走行時にはリヤホイールをフロントとは反対方向に曲げることでクルマの最小回転半径が約5.2mに。車両に高い俊敏性と操作性をもたらし、取り回しが楽に行えます。
●標準装備
リヤスポーツディファレンシャル
標準的なリヤアクスルディファレンシャルに、電子制御式油圧多板クラッチを装備し、理想的なトルク配分を計算して、トルクをリヤホイール間に積極的かつ可変的に配分します。
●標準装備
アウディドライブセレクト
走りの特性をシーンや走行状況、好みに合わせて選択することができます。オート、コンフォート、ダイナミック、エフィシェンシーの各モードから、パワーステアリングのアシスト量、エンジン、ギアチェンジ特性、ダンパーコントロールの設定を変更できます。
●標準装備